もんでんさんの作業机

昨年11月にこのブログでご紹介したもんでん奈津代さん、『マグノリアの木』『インドラの網』の英訳をひと通り終えられ、今はネイティブ・チェックの担当者とやり取りをしているところだそうです。

 

翻訳作業を進めておられるもんでんさんの作業机がとても美しいと思い、写真を撮らせてもらいました。

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開いたノートの頁には、賢治の作品に出てくる様々な鉱石の名前とその説明が書かれています。別のページには、仏教に関する学びが散りばめられていました。

研究書を読み、賢治の他作品の英訳を参照し、時には鉱石を手に取って観察したりもしながら、賢治の世界に浸って翻訳を進めているとのこと。

そんな様子がありありと伺える、もんでんさんの机でした。

節分

今年の節分は124年ぶりに2月2日になるのだと、スーパーのアナウンスが繰り返し語っていました。

立春の前日であるこの節分に、豆を撒く、鰯の頭を柊に刺して門口に飾るというこれまでの厄払いの儀式に加え、近年では太巻きを食べるのもすっかりポピュラーになってきましたね。

 

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食べ物と行事を結び付けるアイデアは、昔からいろいろと考えられては流行してきたのでしょう。

みなさまが健やかに過ごせますようにと、いただいた豆を食べながら願います。

 

次回、宮澤賢治『農民芸術概論』の続きを読みます

2021年最初のケア塾茶山にお越しくださったみなさま、ありがとうございました。

西川勝さんの手引きのもと、宮澤賢治『農民芸術概論』『農民芸術概論綱要』を読み、途中、『農民芸術の興隆』も参照しました。

 

西川さん曰く、「僕はこの『農民芸術概論綱要』がココペリ121の綱要でもいいと思ってるねん」とのこと。

科学と宗教と生活とが一致するようなあり方、賢治の言う「まことの幸福」とは、どういったことなのでしょうか。

 

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2月9日(火)、第42回ケア塾茶山は引き続き、宮澤賢治『農民芸術概論』『農民芸術概論綱要』『農民芸術の興隆』を読みます。途中からのご参加も歓迎です。

 

 全文は青空文庫にてご覧いただけます。

『農民芸術概論』

 https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/465_13824.html

『農民芸術概論綱要』

https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html

『農民芸術の興隆』

https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45631_23910.html

謹賀新年

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

 

ケア塾茶山では、2020年3月の第31回より宮沢賢治の短編を読んできました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

 

2021年は『農民芸術概論』からの幕開けとなります。

問いかけと宣言から構成されたこの非常に簡潔な文章を、

西川勝さんの手引きのもと、みんなで味わい、話ができればと思います。

 

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           宇和島の牛鬼」 制作:尾川知さん(ココペリ121スタッフ)

 

本年もみなさまのお越しを心よりお待ちしております。

 

1月12日(火)、第41回ケア塾茶山は『農民芸術概論』を読みます。

 全文は青空文庫にてご覧いただけます。

 https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/465_13824.html

第41回ケア塾茶山は宮沢賢治の「農民芸術概論」

今年最後のケア塾茶山にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

『ビジテリアン大祭』をさらに読み進み、

食べるという行為は本当に他の命を取ることなのか?

善悪とは? 人間至上主義とは?

など、西川勝さんからの問題提起のもと、みなさんの意見を聞きながらいろいろ思いをめぐらせました。

 

 

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年の改まる次回に『ビジテリアン大祭』をもう少し読むか、次の作品に移るかどうしようか?と話し合い、別の作品『農民芸術概論』を読んでみよう、ということになりました。

 

次回(第41回)1月12日(火)は『農民芸術概論』を読みます。

 全文は青空文庫にてご覧いただけます。

 https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/465_13824.html

 

来年も、みなさまのお越しをお待ちしております。