ケア塾54回は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』後半へ入り、「七」を読み進めましたが、読書会へ入る前に当会チラシをじっくり取り上げました。
○の中に埋め込まれた言葉を、みなさんはいくつご存知でしょうか?
ひとつひとつ、進行役の西川先生が教えてくださいました。
今日読み進めた『銀河鉄道の夜』には、「イギリス海岸」とされる風景描写が出てきます。
ぼくらからみると、ここは厚い立派な地層で、百二十万年ぐらい前にできたという証拠もいろいろあがるけれども、ぼくらとちがったやつからみてもやっぱりこんな地層に見えるかどうか、あるいは風か水やがらんとした空かに見えやしないかということなのだ。
同じ景色も、人それぞれ違って見える。
知識があればイギリスの海岸にだって見える…としたら、「知」がいかに人生を豊かにするものかと。そんなことを考えました。
次回も『銀河鉄道の夜』を引き続き読み進めます。
日時:3月14日18時30分〜
みなさまのご参加をお待ちしております。