次回は12月13日(月)の開催 『インドラの網』です

11月8日のケア塾第51回は『マグノリアの木』を取り上げました。

 

非常に印象深いこの箇所について、みなさんはどう感じるでしょうか?

「ええ、私です。またあなたです。なぜなら私というものもまたあなたが感じているのですから。」
「そうです、ありがとう、私です、またあなたです。なぜなら私というものもまたあなたの中にあるのですから。」

 

謎の多い作品ですが、

・諒安は修行僧で、その修行過程の話ではないか?

・「マグノリア」というのは、「マグダラのマリア」と関係しているのでは?

など、さまざまな説が出ました。

どの説がもっとも賢治の意図したものに近いか? ということではなく、いろいろな説が出ること自体がおもしろい作品だと感じました。

 

今回の参考図書は、児玉房子さんのこちらの絵本です。

 

次回は『インドラの網』を読みます。全文はこちらの青空文庫でご覧になれます。

www.aozora.gr.jp

飛び込み参加も大歓迎です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。